興味関心備忘録 -hassy's interest-

個人的に興味があることをつらつら書くだけのブログです。

知識について

知識には、大きく分けて2つの種類のものがあると思う。

それが、純粋な意味における知識と、経験知だ。

前者は、一般的に知識と言われて多くの人が思い浮かべるであろう、理解した物事のことだ。

一方後者は、頭では分かってても中々できない。といった経験を乗り越えて得られる、体得した知識のことだ。

 

このようなことを思い至ったのは、自分が器用で不器用であるということに気がついたからである。

 

私は、自分では物事を理解するのが割と早い方だと思っている。

いわゆる、「一を聞いて、十を知る」タイプといったところか(自分で言うなよw)。

その点では、ある意味器用であると言えるだろう。

しかし、理解が早い割には、「じゃあやってごらん」と言われると、中々思うようにいかないのだ、これが。

これが、自分を不器用だと自覚している要因である。

 

このギャップが、自分で実に腹立たしい。

 

「わかっちゃいるけど、やめられない!」

 

なら呑気でいいが、

 

「わかっちゃいるけど、できまへん」

 

これの無力さときたら、なんともね。

 

プログラミングに全くの誤りがなければ、ロボットは想定された、指示された挙動を示すはずだ。

 

ところがどすこい。

 

人間はこうもいかんのだ。

 

頭でわかってても、その通り動かない。

 

ロボットを作った人間の方が欠陥品というのは、皮肉なものだ。

 

まあ、「思い通り」にいかないからこそ生まれてくる「可能性」もあるとは思うのだけど。

 

それが実を結ぶかどうかは、神のみぞ知るといったところか。

 

つまるところ、やり続けるしかないのだ。

 

ある程度の結果とらわれることなく。

 

ということが言いたかったのだが、長くなってしまった。

 

「淡々と」とか、「黙々と」とか、

 

いろんな言葉で表現されるけど、やることの意味はそこにある。

 

結果が出なくても、「経験知」は溜まる。

 

「知識」は、実感を伴って、蓄えられる。

 

色々考えてしまうけれども、やってみよう。

 

今回はそんな、自分への励ましのお話でした。